ギリシャ・ベネズエラカリブ共和国を含めた計四カ国を配下として吸収している。三度に亘る決闘の末日本に敗北し、その配下に下る。 英字表記は「EAST EUROPEAN RUSSIA」。
国旗は実在のロシアの国旗から青地部分を広くしたもの。
セルゲイ・クラコフスキー(Sergei Kulakovskii)
声:國立幸
ユーノワVIIIのパイロット。
明るく快活明朗な性格をしているが、底知れない力を秘めた少年。非常に現実的な所があり、日本共和国に勝利する為、その文化を学び、日本語や諺も嗜んでいる。慎吾を好敵手ととらえる反面、友人として親しげに接する。タチアナの事を「ターニャ」と愛称で呼び、あたかも母であるかの様に対応する。ユーノワVIIIの侵食が効いているらしく、最近は体調不良が発症するようになった様子。
中央国に勝利した日本共和国を強襲、ユーノワVIIIの「アルゴスの百目」で圧倒するが破壊された為に撤退、休戦する。その間に決闘を仕掛けたエジプトアフリカアラブ連合のネフティスIXに勝利し、一度に二つの国を従える。その後休戦を終えた日本共和国と再戦、接戦の果てに引き分け、再び休戦に入る。ちなみにセルゲイ達が慎吾達と直に対面したのはその時が初めてである。また、その後、イシュタル12をも下したため、さらにベネズエラとインドという二つの国を従えるが、スサノヲに敗北したため現在は四カ国共々、日本の傘下にある。
タチアナ・グリゴリエフ(Tatyana Grigoriev)
声:佐久間レイ
ユーノワVIIIのトランスレータ。
愛称は「ターニャ」。セルゲイの教育係を勤め、彼の事を「セリョージャ」と呼ぶ。冷静だが理知的で温和な性格であり、WWW勃発を悲しく思っている。セルゲイを躾け、その挙動を嗜める反面、彼が自分の息子であるかのような親しげな接し方をする。日本共和国との二度目の決闘で左腕を骨折したようだが、現在は完治したようだ。
[編集] イタリアローマ共和国
現実のイタリアをルーツとする国。元々エネルギーの殆どを他国からの輸入に頼っており、「赤道の冬」とそれに伴うエネルギーの寸断並びにEU解体に伴うユーロの暴落による財政破綻といった事態を被ったため、国家は未だに疲弊している。そのため貧民や娼婦となった人間が今尚大勢おり、ウルカヌス1の搭乗者達もそうした人間達である。そうした人々の貧しくも温厚な性格とは対照的に、軍上層部等といった上流階級の人間は傲慢かつ卑怯であり、パイロットやトランスレータはおろか、ギガンティックであるウルカヌス1すらも騙して他国のギガンティックに不意打ちを行わせている。なお、スペインと同盟関係にある。
英字表記は「ITALY ROMA REPUBLIC」。
国旗は実在のイタリアの国旗から赤地を太くしたもの。
レオーネ・トラサルディ(Leone Trussarai)
声:〆野潤子
ウルカヌス1のパイロット。
元々は貧民街に住む孤児で、ウルカヌス1に選ばれた事で軍に協力している。何事も金銭で計ろうとする価値観の持ち主で、生意気で口の減らない性格をした、いわゆる悪ガキ。しかし責任感と仲間意識が非常に強く、守銭奴な性格は厳しい過去に由来し、そして同じ境遇の貧民達を養う為のものだった。当初「聖女」と呼ばれ、人間味に欠いていたルクレツィアに腹を立てる事が多かったが、幾度かの衝突と助け合いの末、生死を共にするという強い絆を結んだ。
ミネルヴァスXIの主砲が直撃し、ウルカヌス1ごと粉砕されてWWWに敗退した。その際に死亡したと思われていたが、公式ホームページ並びに最終回を見る限り、どうやら奇跡的に生還したようだ。
ルクレツィア・モレッティ(Lucrezia Moretti)
声:沢海陽子
ウルカヌス1のトランスレータ。
日々無償の奉仕活動を行い、誰にも穏やかな態度で接するその性格から「聖女様」と尊敬される女性。しかし笑みを崩さず、如何なる欲も表に出さないその行動は人間味に欠き、当初レオーネとは衝突する事も多かった(ルクレツィアから衝突する事は無かったが)。穏やかで温和なだけでは無く、貧民の多いイタリアローマ共和国において人工呼吸の手法を知り、またそれを敢行するだけの度胸を持ち合わせている。清廉潔白な人間と思われているが、その過去は赤道の冬を乗り越える為に娼婦となり、本人曰く「人には言えないような汚い真似もした」らしい。現在の「聖女様」と謳われるその行動はその過去が原因となって生じた、一種の達観なのかもしれない。
ミネルヴァスXIの主砲からレオーネを守り、重傷を追う。その後ウルカヌス1ごと粉砕されてWWWに敗退した。その際に死亡したと思われていたが、公式ホームページと最終回の描写を見る限り、どうやら奇跡的に生還したようだ。
[編集] ゲルマンドイツ連邦
現実のドイツをルーツとする国。ギガンティックはミネルヴァスXI。明言されていないもののスイスを領土内に含んでおり、それによる資金力と元々の工業力を併せ持ったことで「赤道の冬」を発端とする混乱を早期に脱出した模様。また科学分野においても優れた技術を有し、遺伝子工学分野においても研究が進められた。NE計画はその成果の一つであり、これによって人材確保にも成功。ギガンティックの搭乗者選択を強制しようとしたが、失敗した模様。その為か倫理観を欠く者が多く、ミネルヴァスXIを操る人間を改造・量産し、能力に劣る者は投薬等による矯正を施そうとする。アメリカのジュピター2に敗北して、アメリカの配下に下った。
英字表記は「UNIFIED GERMAN DEUTSCH」
国旗は実在のドイツの国旗から金地を太く、赤地を細くしたもの。
エレオノーレ・クライン(Eleonore Klein) 外国為替
声:釘宮理恵
ミネルヴァスXIのパイロット。愛称は「エレナ」。
ミハイルとは対照的に、非常に温和でおっとりとしたのんびり屋な性格をした少女。「なんとなーく」が口癖の直感型天然タイプ。自らの事を「馬鹿」と称し、「天才」であるミハイルの命令には逆らう事も無く従う。一見すれば無知で愚者のようだが、不思議な精神性を持ち、純粋極まるその挙動は幼稚を通り越して神性すら感じさせる。実はミハイルと同じくNE計画によって生み出された人造人間であり、どうやらミハイルよりもミネルヴァスXIの侵食は進んでいるようだ。スサノヲの共鳴感応を感知したらしき描写がある。
ジュピター2との決闘戦で、相手に主砲を向けるもジュピター2の剣にミネルヴァスXIをバラバラにされ敗北。北アメリカ帝国にミハイルともども救助されている。
ミハイル・シュミット(Michael Schmidt)
声:甲斐田ゆき
ミネルヴァスXIのトランスレータ。 CFD
天野卯兎美と同じくNE計画によって生み出された人工の天才児で、歳不相応な知能と知識、そして達観した性格はそれに由来する。自らの能力に絶対的な自信を持ち、実際その能力は周囲の人間を悪意なく卑下する程高い。しかし人工的に生み出された命と能力故にアイデンティティに疑問を持ち、今も迷い続けているようだ。ミネルヴァスXIの侵食を受け始めている。自分とは対照的にのんびり屋で思考の遅いエレオノーレに苛立つ事が多いが、しかし彼女の持つ不思議な精神性に幾許かの支えを見出している。
ジュピター2に敗北し、北アメリカ帝国にエレオノーレともども救助される。
[編集] 北アメリカ帝国FX
現実のアメリカ合衆国を中心にカナダが統合された国。帝国と名乗っているが君主制ではなく、元首は依然、選挙で選ばれる大統領である。ギガンティックはジュピター2。未だ最強の国力・軍事力・情報収集力(政治力による裏取引?)を持つ。随伴部隊の戦力は圧倒的で、無人兵器だけでゲルマンドイツ連邦の随伴部隊を全滅させた。かつて、日本共和国とは同盟を結んでいたこともある。WWWで、最後に日本共和国と決闘戦をすることになる。
英字表記は「EMPIRE OF NORTH AMERICA」。
日経225
国旗は実在の星条旗のカントン部を、大きい星が1個、小さい星が10個のデザインにしたもの。
ザイオン・オルドリッジ(Zion Aldridge)
声:玄田哲章
ジュピター2のパイロット。海軍軍人で階級は大佐。スサノヲの共鳴感応システムの事を知っていた。また、かつて横須賀基地配属だったため日本語が堪能。
異常なまでにスサノヲとの正面対決にこだわり、本国政府と日本の裏取引を無視。阻むものは友軍まで容赦なく撃破する。その際「わが子よ、父が殺しに来てやったぞ」と、己をアレス(スサノヲ)の父なる神ゼウス(ジュピター)になぞらえた発言をしている。
WWWに当たり、他国からの標的となるのを避けるために妻を政府の保護下に置いた。
レイ・オルドリッジ(Ray Aldridge)
声:岡本麻弥 くりっく365
ジュピター2のトランスレータ。ザイオンの娘。14歳
父・ザイオンに対して従順な性格だが、戦いに積極的な父とは対照的に、レイ自身は本心から戦う事は望んでいない。
マクミラン大統領
現北アメリカ帝国大統領。レイの前にジュピター2のトランスレータを務めていた。
劇中の写真から察するに、当時は軍人で、ザイオンの同僚でありかつ友人であったようだ。
「赤道の冬」において北アメリカ帝国の地位を維持するため、日本共和国にOXIIを、ベネズエラカリブ共和国に躯体の製造技術を提供し、勢力の維持を図った。しかし、これがOXIIの意思によるものであったのかは不明。